ノートパソコンにはバッテリーがついていて、ネット環境があればどこでも使えるのがメリットですよね。
しかし、バッテリーは使うたびに消耗されていくものです。
そこで今回は、バッテリーの寿命やバッテリー交換をしないとどんな影響が出るのか?についてお話ししたいと思います!
1.ノートパソコンのバッテリーの寿命

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ノートパソコンのバッテリーの寿命は、だいたい2年前後が目安となっています。
ノートパソコン自体の寿命が大体4年〜5年なのを見ると、一回くらいはバッテリー交換をした方が良い計算になります。
しかし、ノートパソコン自体の寿命も、ノートパソコンのバッテリーの寿命も、使用頻度によって異なるので、寿命の長さを一括りには出来ません。
バッテリーが寿命を迎えた時は、常に電源に接続していないと使えなくなるので、その場合はバッテリー交換をお勧めします。
2.中古ノートパソコンのバッテリー持続時間は長持ちする?

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中古でノートパソコンを購入する時、バッテリーの持ち時間が気になりますよね。
基本的に、中古のノートパソコンのバッテリーには期待しない方がいいです。
中古でノートパソコンが販売してある場合、ノートパソコンの情報“バッテリーの持ち時間“が記載されています。(販売者によってさまざまですが)
記載してあるバッテリー持続時間を目安に、そのノートパソコンを買うかどうか悩むと思いますが、あまり信用はできません。
あわせて読みたい>>ノートパソコンの寿命は平均何年?どんな症状が出たら買い換えるべき?
私自身、フリマアプリでバッテリー持続時間4時間くらいのノートパソコンを購入しましたが、実際4時間も持った覚えはありません。
ウェブ検索したり動画を見る4時間と、ほとんど操作もしない、動画も見ない4時間では、前者のほうがバッテリーを消耗しますよね。
また、誰かが使った後のノートパソコンなので、バッテリーがどれくらい消耗しているのかも分かりません。
バッテリー交換はしてるのか?
何年前に購入しているのか?
普段はどんな使い方をしていたのか?
もちろん全て正しく表記されているとは思いますが、ノートパソコン内部の消耗は外から見ただけでは分かりません。
なので、中古のノートパソコンのバッテリー持続時間はあまり当てにしないほうがいいかと思います。
3.ノートパソコンの買い替え時期

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ノートパソコンの買い替え時期は、ノートパソコンの寿命である4年前後です。
私が家電量販店でノートパソコンを購入する時に聞いた話ですが、WindowsのパソコンはMacのパソコンに比べて、モデルチェンジが3倍の速さで行われます。
その分、古いノートパソコンの機能は古くなっていき、新しいノートパソコンに新機能が搭載されていきます。
普段使う分には特に不便はありませんが、そういったスペックに差が出てくる事もありますし、ノートパソコン本体も古くなるので、大体4年程度で買い換えるのが一般的です。
その他、もうノートパソコン自体の寿命が来ている場合は、早めに買い替えを検討したほうがいいと思います。
ノートパソコンの寿命が来た時の症状としては、以下のとおりです。
①異音がする
②熱を持つようになった
③OSのサポートが終了する
④ブルースクリーンや画面がフリーズする
⑤電源が落ちる
異音がしたり、熱を持つようになった場合、ノートパソコンが何らかの衝撃で内部の部品が壊れたり、冷却処理が間に合っていない可能性があります。
その為、異音がする場合は買い替えの検討を、熱を持つのなら買い替えの検討か、冷却ファンを設置するのがオススメです。
OSのサポートが終了している場合は、そもそもOSが終了するほどノートパソコンが古いので、内部の部品が故障していたり、正常の動かない事が多いです。
使っている最中にデータが飛んでしまい、データが復元出来なくなる可能性もあるので、動くうちにデータのバックアップを取っておき、買い替えを検討した方がいいです。
最後の、ブルースクリーンや電源が落ちる症状が出てきた場合は、ノートパソコンの寿命が末期です。
パソコンの動作が停止したり、電源が落ちるという事は、ノートパソコンがこれ以上負荷をかけないよう、ノートパソコン自身を保護するためにあります。
その為、頻繁に画面がフリーズする・電源が落ちるという事であれば、なるべく早めに買い替えた方がいい症状です。
4.ノートパソコンのバッテリーをそのままにするとどうなる?

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ノートパソコンのバッテリーは大体2年前後です。
それをそのまま放置し過ぎると、バッテリーが劣化してしまい、持ち運んで使うということは難しくなります。
また、電源に挿しっぱなしでノートパソコンを使うと、バッテリーの劣化が早くなります。
バッテリーが劣化した場合は、バッテリー交換をすれば直りますが、何年もそのまま放置していると、交換するバッテリーのほうが生産を終了している場合があります。
大体の場合は互換性のあるバッテリーを販売していますが、早めに交換するバッテリーがあるか調べておかないと、
「いつの間にかバッテリー部品が無くなってた」
なんてことになりかねません。
なので、早いうちにバッテリー交換も視野に入れておきましょう。
また、長期間ノートパソコンの電源を入れていない場合も要注意です。
ノートパソコンを使っていなくても、バッテリーは自然放電していきます。
また、部品の隙間から湿気が入り、内部のボタンや部品が錆びている場合もあります。
その場合、自然放電が原因なら数時間充電した後に起動してみて、様子見してみるのが一つ。
部品の錆であれば修理が必要になるので、メーカーに修理依頼をかけるか、新しいノートパソコンに買い換えるようになるかと思います。
もし長期間ノートパソコンを起動しないなら、湿気ないようにビニールで保護しておきましょう。

いかがでしたでしょうか。
ノートパソコンのバッテリーの寿命は使用環境によって異なりますが、バッテリーが劣化すると、ノートパソコンのメリットである“持ち運んで使える“という点が無くなってしまいます。
その為、バッテリー交換のメンテナンスを行い、出来るだけ長くノートパソコンを使えるといいですね^^