こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
マンションに住んでいて、“なんだかネットが遅い!”と不満に感じてはいませんか?
せっかく通信速度の大きいプランに入っても、実際にネットをする時に遅かったら意味がないですよね。
マンションのような集合住宅でネットが遅くなる原因は、いくつか考えられます。
一概にネット回線が悪いとも言い切れない場合があるのです。
そこで今回は、マンションのネットが遅い原因と、ネット種類などについて紹介したいと思います。
1.マンションで使えるネット回線の種類

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マンションで使えるネット回線の種類としては2つあります。
一つは固定回線としてお馴染みの光回線です。
自宅のテレビ線の取り込み口まで光ファイバーケーブルの配線工事をして、そこからONUを経由してルーターからWi-Fi(無線LAN)を飛ばす方法です。
自宅まで直接線を引っ張ってるので、安定した速度でインターネットに接続出来ます。
もう一つは、コンセントに挿すだけで使える置き型のホームWi-Fiです。
工事不要で即日開通できるメリットがありますが、外からの電波を拾って家の中にWi-Fiをとばすので、どうしても速度が不安定になります。
また、置き型のホームWi-Fiルーターは“通信速度が遅い”という口コミが多く見られます。
やはり無線の電波からWi-Fi(無線LAN)を飛ばすのは、元々通信速度が不安定になりがちで遅いので、今回は置き型ホームWi-Fiについては除外します。
なのでこのページでは、マンションのネットを光回線で使っている場合に限定して、お話ししたいと思います。
2.マンションのネットが遅い原因

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マンションのネットが遅い原因は、具体的に何が考えられるのか知りたいところですよね。
マンションのネットが遅いのは、光回線の使用環境やマンション環境によって左右されます。
考えられる原因をまとめましたので、確認してみてください。
複数台の機器を繋いでいる
接続している機器(スマホやタブレットなど)の台数が増えれば増えるほど、Wi-Fiの電波は分散されていきます。
光回線は有線で部屋まで来るので、安定してネットは出来ますが、Wi-Fiルーターの接続台数が増えれば、接続機器一台にくるWi-Fi速度は遅くなります。
接続機器が多すぎないかどうか、Wi-Fi接続を見直してみるといいかもしれません。
スマホなどWi-Fi接続機器の電源を入れっぱなしだったり、アプリを立ち上げすぎている
光回線がいくら速くとも、スマホなどの機器側に問題があっては、光回線を乗り換えたりしても改善しません。
長い間電源を入れっぱなしで使っていたり、大量にアプリを立ち上げたままにすると、その分機器の負担が高まって通信速度が下がる事があります。
この場合、立ち上げているアプリや、一度機器の電源を切って再起動してみると、改善する事があります。
ルーターのある部屋から遠い部屋でWi-Fiに繋いでいる
ルーターから出ているWi-Fi(無線LAN)は、使う周波数によって壁や扉などの障害物に弱い傾向があります。
5GHzのWi-Fiだと障害物に弱い傾向があるので、リビングでは普通なのに、リビングから離れた部屋で使う場合は遅いなら、Wi-Fiん2.4GHzに接続し変えるのがオススメです。
2.4GHzは5GHzよりも障害物を通しやすい特徴があります。
その代わり、他の電子機器の電波干渉を受けて通信速度が不安定な場合もあるので、部屋の近くに中継器を置いて部屋の近くから電波を拾うのもオススメです。
ネットが混雑する時間帯に遅くなる
マンションの光回線は、一本の光ファイバーケーブルが各部屋に枝分かれしているので、利用者が増える時間帯になると、通信が混雑して通信速度が落ちる場合もあります。
基本的に夕方〜夜にかけて在宅の人が増えるので、ネットを使う人が増えて通信速度が下がる場合もあります。
また、どこかの部屋で大容量のダウンロード等を行えば、その分他の部屋にしわ寄せを受けて、通信速度が落ちる事もあります。
(ただしその場合は大容量通信をした人が一時的に通信速度を下げられるようになってるかと思います)
朝と夕方に通信速度を測ってみて、速度が全然違うようであれば、時間帯によって通信速度が下がっている可能性があります。
Wi-Fiルーターが古い
いくら光回線を使っていても、実際に電波を飛ばすWi-Fiルーターが古ければ、通信速度を上げようがありません。
今の最新のWi-Fiルーターの規格は「11ac」なので、Wi-Fiルーターを買ってから何年も経った物を使っている場合は、Wi-Fiルーターが原因で遅い場合もあります。
もし古いWi-Fiルーターを使っているなら、買い替えも検討してみてください。
部屋までの配線が光ファイバーケーブルでない場合
古いマンションの場合などに見受けられるのが、光ファイバーケーブルは配線されているのに、共用部分から部屋までの配線が電話線で配線されている場合です。
せっかく光回線が通っていても、部屋に来るまでに電話線で通信されていれば、従来のネット回線であるADSLでの通信となるので、通信速度が遅くなる場合があります。
3.どれくらい遅い?マンションのネットの速度を測ってみる

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マンションのネットが遅いと感じるのは、読み込みに時間がかかりすぎたり、動画がうまく再生出来ないからだと思います。
ウェブ閲覧に必要な通信速度と、動画視聴やオンラインゲームに必要な通信速度は全然違います。
その為、ウェブ閲覧や動画視聴などに必要な速度を載せますので、一度ネットの速度を測ってみて、どれくらい速度が不足しているか確認してみてください。
通信速度はNetflixが提供している速度メーターがあるので、一度測ってみてください。
用途別 必要な通信速度
〜1Mbps | メールやラインなどのデータ量が少ない通信 |
---|---|
1Mbps〜10Mbps | WEBの閲覧など |
5Mbps〜20Mbps | 動画視聴
HD1080の場合5Mbps 4K動画の場合20Mbps |
30Mbps〜 | オンラインゲーム |
4.Wi-Fi無料マンションのネットは当てにできない

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賃貸マンションなどの場合、“ネット無料”だとか“光回線完備 即日無料で使えます”という表記がある物件があります。
こういったネット無料物件の通信速度はあまり期待しない方がいいです。
実際にネット無料物件に住んでいて”通信速度が遅くて全然使えない!”なんてモヤモヤする人も居ます。
無料で提供されている物なので苦情も入れにくいですし、下手に光回線を開通することもできません。
こうしたネット無料マンションは、利用者はネット使用料無料でも、どこかでお金は発生しています。
それは大家さんが善意で払っている場合もありますし、家賃に含めている場合もあります。
もし家賃に含まれていた場合、新たにWi-Fiを契約しようとすると、二重にネット料金を支払う必要があります。
ネットは月に5000円前後なので、ネット無料物件ではなく普通の光回線対応マンションにして、光回線を契約した方が快適にネットができる可能性が高いです。
全部のネット無料物件が通信速度が遅いとは言いませんが、引っ越しはそう簡単に出来るものではないので、ネット無料を引っ越しの条件に入れる必要はないかと思います。
もし、これから引っ越しを控えているのであれば、スマホのキャリアと揃えた光回線に加入すると、セット割が使えて料金的にもオススメです^^
ぜひ検討してみてください^^


