こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
メールに記載されたURLを押したら入会した事になった!
入会金に高額な料金を請求された!
そうして焦ってしまった経験はありませんか?
世の中にはワンクリック詐欺による被害が後を断ちません。
自分のお金は自分しか守れません。なので、自分が損してしまわないよう、詐欺の被害は防ぎたいですよね。
被害から身を守るためには、ワンクリック詐欺とは何か?どんな手口でお金を騙し取られてしまうのか、一度考えてみましょう。
1.ワンクリック詐欺の手口

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まず初めに、ワンクリック詐欺と一言で言っても、手口は複数あります。
なので、代表的でよくあるワンクリック詐欺についてまとめました。
ケース1:アダルトサイトや出会い系サイトの「無料」ボタンを押したら入会画面が表示された
つい興味本位で、アダルトサイトや出会い系サイトの動画などを「無料」で見られるボタンを押させて、高額な入会金を請求する手口です。
「ご入会ありがとうございました」という画面で入会した事されたと思わせ、入会金を払わないと延滞金が発生するだとか、差し押さえるだとか、普段聞かないハードな言葉を使って相手を焦らせます。
そして「早く払わないと」と思わせ、お金を騙し取る手口です。
ケース2:年齢確認をしただけで入会したとされる
「この先を見るには年齢確認が必要」というようなページで、軽い気持ちで年齢確認をさせ、入会画面を表示させる手口です。
年齢確認だけだと思っていたら、年齢確認ボタンの下にちょこっと
「登録料に○万円必要です」
という感じでちっちゃく書いておいて、いざ年齢確認したら入会金を請求するケースです。
「こんなの無効だ!」と主張しても、「年齢確認のところに書いてたでしょ」と返せるようにしている、セコい手口です。
ケース3:スマホアプリをダウンロードさせて料金を請求する
アプリダウンロードで無料動画が見れる!
などなど、いろんな誘い文句でアプリをダウンロードさせ、アプリを開いた時に料金を請求する手口です。
軽い気持ちでアプリを開くと、料金の請求画面に加え、端末の情報やIPアドレスまで表示されてしまい、”個人情報を特定された”と思わせ、焦りと不安を煽って料金を請求する手口です。
2.ワンクリック詐欺の表示が出た時の対処法

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もしワンクリック詐欺の画面が表示された時、一体どうすれば良いのか?
そもそもこれってワンクリック詐欺?などなど、いろんな疑問が生まれると思います。
基本的にワンクリック詐欺の場合表示される項目としては、主に以下4つです。
- 高額料金請求
- 支払い期限(しかも割と期限が近かったりする)
- 端末情報
- IPアドレス
この項目が表示されているページは、ほぼ間違いなくワンクリック詐欺といって良いでしょう。
また、名前や住所などの個人情報を入力していないので、突然入会した事になった場合も、同様にワンクリック詐欺と思って良いです。
さて、ワンクリック詐欺の線引きも分かったところで、肝心のワンクリック詐欺の対処方法については以下のとおりです。
①ページを閉じる
一番はやっぱりページを閉じてしまう事です。
端末情報が表示されていようと、それで個人を特定するなんて無理な話です。
そもそも、契約にはお互いの合意が必要となります。
店「この料金でサービスを提供します」
客「同意します」
こうして双方が合意する事が大前提です。
一方的に入会させられるなんて、そんな話はありませんし無効です。
なので、一番は無視してページ自体を閉じてしまう対処がいいです。
②無料の言葉につられてアダルトサイトや出会い系サイトを開かない
アダルト系や出会い系は、通常お金がかかるものですよね。
お店に行ってそういったDVDも借りられますが、店員さんの目が怖い・恥ずかしいといった気持ちから、出来れば自分のスマホだけで完結させたいと思いがちです。
もちろん、きちんと運営しているサイトもあると思いますが、人の欲求を満たすアダルトサイトや出会い系サイトは、ワンクリック詐欺が多いです。
DVDを借りるにもお金がかかります。買うにもお金がかかります。
それが、お試し期間の設定でもないのに、「無料で見られます」という表示が出る場合はほぼワンクリック詐欺です。
そういった怪しいページを開かないようにしましょう。
③悪質なようであれば警察や国民生活センターに相談
ワンクリック詐欺は契約として成り立たないので、毅然と無視を貫けば良いですが、誤って連絡してしまった場合、執拗に料金の支払いを迫られるケースもあります。
また、どこからか電話番号が漏れて、脅迫のような電話がかかってくる事も・・・
身の危険を感じたり、執拗に電話をかけてきて高圧的に請求してくる場合は、国民生活センターや警察に相談しましょう。
入会した覚えのないものに料金を払う必要はありません。
相手方は不当に料金を請求しているわけですから、訴訟を起こすことは出来ません。
もし訴訟を起こしたとしても、相手が負けるのは火を見るより明らかです。
しかるべき機関に相談して、これからどうしていけば良いか相談してみてください。
3.ワンクリック詐欺の画面に書いてあった番号に電話してしまった場合

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先ほども少し触れましたが、焦ってしまってついワンクリック詐欺のページに書いてあったメールや電話番号に連絡を入れてしまう事もあるかと思います。
その場合は相手に自分の連絡先が割れてしまい、少々厄介です。
メールアドレスの場合は、受信拒否+メールアドレス変更でブロックしてしまえば良いですが、電話番号が割れてしまうと、なかなか変更できないので対応が難しいですよね。
電話番号を着信拒否にしても、違う番号からかかってくる可能性も考えられます。
一番良いのは電話番号の変更がオススメですが、学校・仕事関係でなかなか変えにくいですよね。
こうした場合は、地道ではありますが、電話がかかってくる度に着信拒否していくほかないかと思います。
また、連絡先が分かったものだから、お金を騙し取ろうと脅迫じみた連絡をよこす人もいます。
その場合は、先ほども紹介しましたが、国民生活センターや警察に相談しましょう。
4.ワンクリック詐欺に遭った時、まずは5分待って欲しい

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突然スマホやパソコンに高額請求の文字が表示された場合、まずは5分考えてみましょう。
ワンクリック詐欺のページでは、支払い期限がカウントダウンされていたり、「延滞金」「差し押さえ」などのパワーワードが並んでいます。
その言葉に惑わされて、つい「早く振り込まないと! どうしよう!」と思いがちですが、まずはいったん落ち着くために5分待ってみましょう。
請求画面が出た直後はどうしても焦りがちです。
しかし、どんなに焦っても5分だけ何もせず一旦待ってみましょう。
少しずつ頭が冷静になっていくと思います。
5分程度振り込みが遅れたところで支障は出ません(そもそもワンクリック詐欺にお金を払う必要がありませんので)
冷静になったところで、自分の行動を振り返ってみて、本当に契約した認識が自分にあるか? 今一度考えてみましょう。
認識が無いのであれば、お金を払う必要はありません。
そういった冷静な判断ができるようになる為にも、5分待ってから行動に移すようにしてみて下さい^^