こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
今主流となっている自宅のインターネット回線は光回線となっていますが、今まで使用されていたADSLとは一体何が違うのか?
分かるような、分からないような感じがしますよね。
光回線とADSLでは通信方法も違いますし、使っているケーブルにも違いがあります。
固定電話であるNTT加入電話と光電話でも、電話機の使い方は変わりませんが、通話する方式が違います。
そこで今回は、光回線と電話回線の違いについてお伝えします!
1.光回線と電話回線の違い

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光回線と電話回線の違いは、通信方式や使われるケーブルに違いがあります。
光回線 | 電話回線 | |
使用するケーブル | 光ファイバーケーブル | 電話線(メタルケーブル) |
通信方式 | デジタル(光信号) | アナログ(ADSL信号) |
信号変換器 | ONU(光回線終端装置)
光信号を電子データに変換 |
モデム
ADSL信号をEthernet信号に変換 |
通信速度 | 60〜70Mbps
※1Gbpsのプランならまだ速くなる可能性あり |
40〜50Mbps |
特徴
|
・基地局から遠くても通信速度が落ちにくい
・通信制限がない ・契約プランによってはポケットWi-Fiと同じくらいの料金で利用可能 ・アナログ電話に比べて固定電話(光電話)料金が安い ・電話先の地域によらず基本的に3分8円で利用できる(国内固定電話向け) |
・基地局から遠くなる程通信速度が落ちやすい
・設備の老朽化に加え、ADSLを提供する為の設備が古くなり、部品の製造も終了してきた ・電話線を応用してインターネットを利用する ・インターネット料金は安い ・固定電話料金は高め ・電話先の地域が遠いほど通話料金が高くなる |
光回線と電話回線の一番大きな違いとしては、使われるケーブルと通信方式でしょうか。
電話回線に使われているメタルケーブルは、銅線をよりあわせたものになります。
この銅線にADSL信号を乗せ、インターネットに接続しています。
ADSL信号が基地局から自宅まで送られてくる間に、ADSLの信号が少しずつ減っていってしまう為、基地局から遠いほど通信速度が落ちていきます。
対する光回線で使われているケーブルは、光ファイバーケーブルです。
ガラスやプラスチックなどの樹脂でできたケーブルの事で、このケーブルを通して光信号を送受信します。
光ファイバーは光を通す役割があり、光の点滅信号が光ファイバーを通って自宅に来る為、データの損失量が少なく、基地局から遠くても通信速度が落ちにくい特徴があります。
2.電話回線を使ったADSLは廃止される

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ADSLは、電話回線の銅線を利用してADSL信号を送り、インターネットを行っていますが、NTTでは2023年1月には廃止されることが決まりました。
理由としてあげられるのは、ADSL回線を維持する費用や設備の老朽化、部品の廃番などが挙げられます。
今では光回線が主流となっており、2016年時点でADSLの新規契約は出来なくなりましたので、衰退の一途を辿っています。
もしもADSLを契約したまま2023年1月を過ぎると、インターネットには接続できなくなります。
ここで注意が必要なのが、NTTの回線は自動的に解約されることになりますが、回線とインターネットを繋ぐ役割のプロバイダは、自動的に解約されない場合があります。
その場合、接続できないインターネットに対し、毎月料金を支払う必要があります。
ですので、出来るだけ早めに電話回線(ADSL)から乗り換えをオススメします。
3.電話回線(ADSL)から光回線への乗り換え手順

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では、実際光回線を開通する時は、何をする必要があるのでしょうか?
電話回線(ADSL)から光回線に乗り換える場合、以下の様な手順で行うのがオススメです。
光回線の開通日を決める
↓
プロバイダを解約する
↓
ADSLを解約する
↓
光回線の工事を行う
↓
光回線の開通
ADSLを先に解約して光回線を申し込みすると、光回線の工事が1ヶ月先しか空いていない場合、1ヶ月間インターネットが使えなくなります。
ですので、まずは光回線の申し込みを行い、工事日が決まればADSLを解約します。
工事は土日にする方が多いですので、すぐに光回線開通の工事には来て頂けない場合が多いです。
ですので、先に光回線の開通日を決めてから、ADSLとプロバイダを解約します。
光回線開通工事で、自宅に光ファイバーケーブルを引き込む工事が終わって、光回線に接続したルーターでスマホ等の機器と接続が確認できれば、光回線の開通工事は終了です。
4.光回線開通でキャッシュバック実施中!

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光回線の開通では、代理店がキャッシュバックを用意している場合があります。
キャッシュバックの内容は様々で、
開通するだけでキャッシュバック◯万円
指定オプションに加入で最大○○万円
などなど、いろんな言葉が並んでいますが、キャッシュバックが確実に受け取れるのは、
開通するだけでキャッシュバック◯万円
の言葉が書かれている方です。
”最大○○万円”というキャッシュバックは、額が大きければ大きいほど、キャッシュバックの条件が厳しくなります。
月に数百円から数千円のオプションに複数加入、光回線以外の電話やケーブルテレビも加入必須など、結局なんだかんだ高くつくのが”最大○○万円”のキャッシュバックです。
その点、開通だけで○万円キャッシュバックの場合、光回線を開通するだけで確実に貰えるので、無駄な出費なく光回線が開通できます。
ちなみに、ADSLから光回線に乗り換える場合、NTTが提供しているフレッツ光だと、料金が割高になる可能性があります。
回線代 4,000円〜5,000円+プロバイダ代 1,000円で、合わせて5,000円〜6,000円が毎月かかります。
他の光回線であれば、回線代とプロバイダ代がセットで3,880円〜利用できます。
私が紹介しているauひかりでも、回線代とプロバイダ込みの料金なので、フレッツ光より安く利用できるかと思います。
キャッシュバックも開通だけで45,000円〜(マンションの場合は40,000円)貰えますので、月々の料金を抑えるのであれば、auひかりを検討してみてくださいね^^
