こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
格安SIMでも大手キャリアと同様に、ネットを使い過ぎれば通信速度に制限がかけられてしまいます。
速度制限がかかった時って、ウェブサイト見るのも時間がかかりますし、動画なんて見れたものじゃないですよね。
動きはカクカクするし、なんなら動かないし・・・
格安SIMにも大手キャリアと同じようにデータ通信MAXのプランがあれば、データ通信量を気にしなくてすみますし、Wi-Fiを使えればデータ通信量を節約する事もできますよね。
そこで今回は、格安SIMで通信制限がかけられる理由や、データ通信量を節約する方法について紹介します!
1.格安SIMとは

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まずはじめに格安SIMとは、その名の通り安くスマホを使う事が出来るSIMの事です。
格安SIMのデータ通信は、auやdocomoなどの回線設備を借りて、インターネット接続を提供しています。
大手キャリアだと、回線設備の維持費などのコストがかかりますが、格安SIMは回線設備を借りているので、自社で管理する必要が無くなります。
なので、大手キャリアよりも安くサービスを提供する事が出来るのです。
ちなみにSIMカードというのは、契約者の情報を書き込んだカードのことで、電話番号やインターネット接続に必要な情報が書き込まれています。
このSIMカードが無ければ、スマホだけあっても通話やデータ通信は出来ません。
自分自身の電話番号や、インターネットにどうやって繋げばいいか、など分からない為です。
SIMカードがある事で、誰がどんなプランで、電話番号はコレ、というのを判別する為に、SIMカードが入っています。
なので、大手キャリアでも格安SIMのキャリアでも、SIMカードに情報を書き込んで、スマホで電話出来るようにしたり、データ通信が出来るようになります。
2.格安SIMで通信速度制限がかけられる理由

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格安SIMで通信制限をかけられるのは、大手キャリアと同じ理由で、月間のデータ通信量を超えると通信制限がかけられます。
また、その他の理由としては、格安SIMは大手キャリアの回線を借りてインターネットに接続しているので、利用者が多い時間帯は通信速度が遅くなる事もあります。
この2つを簡単に言えば、前者はインターネットに繋いで動画を見過ぎたら、その月は通信制限がかけられっぱなしになります。
後者のほうは、夜間などの利用者が多い時間帯は、回線が混雑して通信速度が遅くなります。
大手キャリアであれば、100人の利用者に対して100回線あるとしたら、1人1回線使えるので、回線が混み合いません。
しかし格安SIMの場合は、100人の利用者に対して20回線しか用意されていないので、1回線あたり5人が使うようになります。
すると、大手キャリアと格安SIMでは、1回線あたりの混雑に5倍の差が生まれます。
この回線の混雑具合が原因で、格安SIMは通信速度が落ちやすくなります。
3.格安SIMでデータ通信無制限のプランはある?

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格安SIMでデータ通信無制限のプランは、会社によって違いますが、無制限プランは用意されています。
ここでは、主要な格安SIMキャリアでデータ通信無制限のプランを提供しているキャリアを紹介します!
①楽天モバイル「UN-LIMIT 2.0」

米倉涼子さんのCMでお馴染みの、楽天モバイルUN-LIMIT 2.0は、通話もデータ通信もし放題で、毎月2980円でスマホが使えます。
楽天モバイル UN-LIMIT 2.0 月額2980円
楽天の回線が都市部に普及しつつありますが、楽天回線のない地域でも、auの回線を借りているので、楽天回線かauの回線が通っていれば利用出来ます。
データ通信無制限とはいえ、1日に10GB以上使うと速度制限がかけられます。
しかし、一日で10GBも使うことって、動画を見ててもそうそうありませんので、そこは安心して良いかと思います。
気をつける点としては、楽天回線内でも通信速度が不安定になることがあり、通信速度が快適で早いというわけでもありません。
また、楽天回線のない地域ではauの回線設備を借りているため、auに比べると通信速度が不安定になりがちです。
②UQモバイル データ無制限プラン

深田恭子さんを始めとする3姉妹のCMでお馴染みの「UQモバイル」も、データ通信無制限のプランを提供しています。
KDDIのグループ会社が運営しており、auのサブブランドであるUQモバイルは、大体通信速度が安定して使えると評判の格安SIMです^^
UQモバイル データ無制限プラン 月額1980円
しかし、UQモバイルのデータ無制限プランは、データ無制限の代わりに、通信速度が500Kbpsに制限されます。
快適に使うには10〜30Mbpsは欲しいところですが、文章メインのウェブサイトは問題なく見れると言う声が上がりました。
ちなみにKbpsとMbpsは、10倍の差があります。
1000Kbps→1Mbps 100Kbps→0.1Mbps
SNSや画像が多めのサイトだと、画像の表示が遅れる事もあるので、それが気にならないのであればUQモバイルでも良いかと思います。
③mineo パケット放題

ちょこちょこTV CMでみかけるマイネオですが、マイネオでもデータ無制限プランが提供されています。
3GBプランなどに+でパケット放題を契約すれば、データ無制限で利用することができます。
オプション:パケット放題プラン 月額料金350円
このパケット放題プランですが、なんとたったの350円でオプションとしてつけれるんです!
マイネオ利用者のスマホでは、「mineoスイッチ」というスイッチがあり、これをオンにすることでデータ無制限状態となります。
しかし、通信速度は最大500Kbpsになるので、すこし読み込みが遅くなりますが、文章メインのウェブサイトであれば問題なく見ることが出来ます。
月のデータ通信量を使い切っても、パケット放題さえあれば、遅すぎて不便な通信制限を避けられますので安心です^^
④Y! mobile ベーシックプラン

ちょっとワイルドな猫ちゃんのCMでお馴染みのワイモバイルでは、データと通話し放題プランが、S・R・Mの3通りあります。
この中のRとLプランでは、月間高速データ通信無制限が14GB使えて、この14GBを超えても通信制限が1Mbpsで使えます。
Rプラン 割引なしで月額4480円 高速データ通信14GB
Mプラン 割引なしで月額3680円 高速データ通信10GB
通常、通信制限の速度といえば128Kbpsなので、1Mbpsはかなり早い部類に入ります。
ただし、他の格安SIMに比べると料金が高いので、通信速度をメインで考えるのであれば、ワイモバイルがおすすめです。
4.なるべく格安SIMのデータ通信を使わないためには?

スマホだけで通信できるデータ通信ですが、使えば使うだけ月間で使えるデータ量が減ってしまうので、出来る事なら節約したいと言うのが本音ではないでしょうか。
格安SIMのデータ通信を節約する方法は一つ。
格安SIMのデータ通信を使わない事!
難しいようですがこれに尽きます。
スマホのデータ通信量を温存するには、データ通信以外でインターネットに接続するしかありません。
データ通信以外のインターネット接続方法としては、光回線やフリーWi-FiなどのWi-Fi利用が挙げられます。
家にインターネット回線を開通する事で、スマホのデータ通信ではなく家のインターネット回線でネットに接続すれば、スマホのデータ通信は温存することが出来ます。
ただ、フリーWi-Fiは不特定多数の人が利用できるので、セキュリティ面に不安が残ります。
もし家のインターネット環境が、光回線などのWi-Fi環境が無いのであれば、光回線の開通がオススメです。
自宅まで配線を通す工事をするので、安定した通信速度でインターネットに接続できます。
もしも光回線の開通がまだであれば、是非一度光回線の開通を検討してみてはいかがでしょうか^^
