こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
格安SIMといえば、毎月の料金を安くしてスマホを使える家計の味方ですよね。
大手キャリアに比べて数千円安くなる事から、乗り換えを検討する人も多いですが、その中で「SMS」をオプションでつけるかどうかで悩んでいませんか?
携帯電話番号を使ってメッセージを送れる機能ですが、わざわざつける必要あるかな?と迷いますよね。
そこで今回は、格安SIMにSMSは必要?そのメリットとデメリットを紹介します!
1.格安SIMとは

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格安SIMとは、大手キャリアの回線設備を使ってサービスを安く使えるSIMの事です。
有名どころでいうと、UQモバイルやワイモバイルがあげられます。
スマホをインターネットなどに繋ぐ回線設備を自社で持たないので、回線設備の維持費がかからないのが大きな特徴です。
また、ほとんどの格安SIMキャリアは実店舗を持ちません。
auやdocomoの店舗に比べて、UQモバイルやワイモバイルは、圧倒的に店舗数が少ないと思いませんか?
有名な格安SIMキャリア以外にも、プロバイダ会社であるBIGLOBEやSo-netも格安SIMを提供していますが、UQモバイルなどに比べると知名度は低いです。
しかし、そういった店舗の維持費や人件費がかからないので、その分毎月の料金を安くする事が出来ます。
また、格安SIMと一口に言っても、「データSIM」と「音声通話SIM」の2種類があります。
データSIM
データSIMとは、データ通信をするだけのSIMです。
なので、インターネットに接続できるだけで、音声通話はできません。
本当にインターネットに接続するだけと言うシンプルなSIMカードです。
ただ、インターネット経由で通話する、「LINE電話」や「Skype」などのアプリであれば、音声通話は可能です。
データSIMで出来ないのは、携帯電話固有の番号で通話する事です。
音声通話SIM
もう一つの音声通話SIMとは、音声通話とデータ通信ができるSIMカードの事です。
音声通話SIMであれば、携帯電話番号が割り振られているので、SMS機能が元から使えます。
また、LINE電話やスカイプも使えるので、大手キャリアのスマホと同じようにスマホを使えます^^
2.普通の格安SIMではSMSは使えない

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先ほどお伝えした通り、格安SIMには2種類ありますが、普通のデータSIMではSMS機能は使えません。
これは、音声通話するための電話番号が割り振られていないかりです。
もし SMSを使いたいのであれば、「SMS機能オプション」の加入をしなければなりません。
SMS機能オプションに加入すれば、データ通信専用のSIMカードではありますが、SMSの送受信は出来る様になります。
しかし、SMS機能は使えても音声通話は出来ないので、音声通話するなら、データSIMではLINE電話やSkypeを活用する必要があります。
ちなみに音声通話SIMであれば、携帯電話番号が割り振られるので、SMS機能が使えます。
SMSとは
ちなみにSMS(ショートメッセージサービス)は、携帯電話宛に簡単なメッセージを送れる機能のことです。
ただし、ネットや通話料とは別に、SMS送信料金が発生します。
SMS機能でメッセージを送信する場合は、大体が70文字3円程度で送信できて、逆にSMS機能でメッセージを受信する場合は、無料でメッセージを受信することが出来ます。
3.SMS付きの格安SIMのメリットとデメリット

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SMS機能は、手軽に簡単な文章が送れるツールの一つですが、実際格安SIMに乗り換える時に”オプションとして付けるほどかな?”と悩んでいませんか?
今はLINEやスカイプなどのアプリがあれば、相手にメッセージを簡単に送れます。
それでもSMS機能が必要な場合があるのか? SMS機能のメリットやデメリットが分かれば、SMS機能を付けるかの判断が出来ますよね。
ここでは、SMS機能の主なメリットとデメリットを紹介します^^
SMS機能のメリット
メッセージの到達率が高い
携帯電話の番号に送るSMSは、メッセージの到達率が99%と言われています。
LINEやスカイプなど、ログイン情報を忘れたら新しくアカウントを作るなどするので、古いアカウントにメッセージを送っても届きません。メールアドレスも然りです。
しかし、携帯電話番号を使うSMSでは、携帯電話番号まで変える事はほとんど無いので、メッセージが到着する確率が高いのです。
SMSのメッセージは見てもらいやすい
LINEなどのアプリは、SMSのメッセージに比べると見てもらいにくい面があります。
公式LINEなどを友達登録していると、公式LINEからのメッセージがきたら、その前に送られていた友達からのメッセージが下に下がってしまいますよね。
公式LINEの友達登録が多いほど、トーク画面で未読のトークが増えていきます。ズボラな人だと、公式LINEのトークを見るのが面倒くさくて、そのまま放置する事もあります。(←ソースは私です)
そうすると、友達からのメッセージを見落とすことがあります。(ほんとすみません)
しかし、SMSの場合は携帯電話番号宛に送るので、公式LINEなどの他の通知がありません。
余分なメッセージが来ない分、メッセージに気付きやすくなるメリットがあります。
標準機能として備わっている
SMSが使えるスマホでは、最初からSMSの送受信が出来るアプリが入っています。
iPhoneだと、吹き出しのアイコンの「メッセージ」アプリがありますよね。
そういったアプリが既に入っているので、アプリを改めてインストールする必要もありませんし、携帯番号さえ分かればすぐにメッセージが送れるので簡単です。
アプリ認証や本人確認などに使える
LINEなどのアプリやサービスでは、ログインにSMS認証を使っている事があります。
携帯電話番号で認証するので、すぐにメッセージが届き、暗証番号を入力すれば認証完了です。
本人認証として、携帯番号を入力して、「メッセージに記載されている暗証番号を入力してください」と言う表示が出た経験はありませんか?
携帯電話番号を登録して、その携帯電話番号にSMSを送る事で、本人を認証できるシステムです。
手軽で早く認証が済むので、SMS認証が案外便利なんです。
SMSはデータの盗み見される率が低い
SMSを利用するには携帯電話番号が発行されている必要があります。
しかし、この携帯電話番号を入手するには、身元の確認やサービスの契約が必要なので、ポンポコ入手できるわけではありません。
携帯電話番号を入手するのにハードルがある上に、SMS機能を使うためにログインする必要がないので、SMSで送られたメッセージは内容が流出しにくいのが特徴です。
LINEやGmailといったメッセージサービスやメールサービスは、ログインIDとパスワードさえ分かれば、乗っ取りも可能です。
そういった面から見ても、SMS認証はLINEなどに比べると安全です。
SMS機能のデメリット
メッセージの送信にお金がかかる
LINEやスカイプなどのメッセージアプリや、Gmailなどのフリーメールでは、ネット環境さえあれば、無料でメッセージが送れます。
しかし、SMSの場合は文字数によって料金が発生します。
大体は70文字で3円、130文字前後で6円〜7円の料金が発生します。
SMSはメッセージを受信する方はお金がかかりませんが、送信する方には料金が発生するので、長文や何度もメッセージを送るには、金銭的には少々不向きです。
格安SIMの場合SMS機能をつけると毎月の料金が上がる
格安SIMでデータ通信SIMを契約する場合に比べると、SMS機能をつけた場合は100〜150円前後料金がアップします。
すごく高いわけではありませんが、ほとんど使わない機能なら契約しなくていい?とも思いますよね。
SMS機能は途中からつけることが出来ない
SMS機能は契約時しかつけられない事がほとんどです。なので最初がとても肝心です。
ほとんどの格安SIMの会社が、途中からSMS機能を追加する事ができません。
後から”やっぱりSMS機能つけとけばよかった・・・”と思っても後の祭りです。
1ヶ月あたり自動販売機のジュース1本分の料金でSMS機能を付けられるので、SMS機能を使う事がありそうなら、SMS機能オプションを追加しておいた方が無難です。
いかがでしたでしょうか。
格安SIMでのSMS機能を使うには、大手キャリアのように当たり前には使えないので、本当にSMS機能が必要か悩みますよね。
SMS機能をつけるかで迷ったら、格安SIMを契約する前に、この記事を一読してもう一度考えていただければ幸いです。