こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
スマホ代が安くなる、というイメージの格安SIMですが、いざ自分が格安SIMにしよう!と思っても、今より本当に安くなるの?と疑問が生まれませんか?
格安SIMはも大手キャリア3社に比べて、利用料金は安くなりますが、その分サービス面に影響が出る事もあります。
それが耐えられるレベルのものか? 不便になったと感じるか? 人によってものさしが違うので、なんともいえないですよね。
そこで今回は、格安SIMとは何か? そのメリットとデメリットは何か? 格安SIMにすると出来ないことを紹介します!
1.格安SIMとは

tomekwalecki / Pixabay
まず始めに格安SIMとは、大手携帯キャリアの回線の設備を借りて、スマホのサービスを提供する事で、スマホのプランを安く出来る事です。
そもそもSIMカードというものは、上部画像のようなカードの事で、このカードの中に契約者の情報を書き込んでいます。
電話番号・利用者・契約している情報など、電話機として使う為の情報が書き込まれているため、電話がつながりますしネットも使えます。
このSIMカードを抜いてしまうと、スマホは自分の電話番号が何番か分かりませんので、電話が繋がらなくなります。
auやdocomoなどの大手キャリアでスマホを契約すると、月々のプランの料金が高くなります。
しかし格安SIMであれば、大手キャリアの回線設備を借りているので、回線設備を格安SIM提供会社が自社で持つ必要がなくなり、維持費が必要なくなります。
なので、大手キャリアよりも低価格でサービスを提供出来るという仕組みです。
2.格安SIMにするメリット

QuinceMedia / Pixabay
料金が安くなる格安SIMのメリットは主に4つあります。
毎月の料金が安くなった
やはり格安SIMの最大の魅力は、毎月の料金が安くなる事です。
大手キャリアの月額料金は、満足に使おうとすると6000円〜9,000円かかります。
機種代金の分割支払金を含めての金額でもありますが、基本的に大手キャリアは料金が高いです。
一方格安SIMであれば、毎月の料金が1000円〜3000円くらいで済む場合もあります。
例えば毎月のデータ量のプランを見ても、大手キャリアなら7GBまで使えるプランで、毎月4,500円前後かかります。
また、大手キャリアは7GBを超えたら20GBやデータMAXプランしかない場合もあるので、使うデータ量で少しでも安く、と言うのが出来ないんです。
(9GBしか使わないのに20GBを契約するしかないなど)
しかし、格安SIMなら10GBで大体2000円前後で契約することができます。
月間データ量が少なくなればなるほど、毎月の料金が下がっていくので、毎月どれくらいデータ量を使うかによってプランを選べるのもメリットです。
プランの幅が広い
格安SIMのプランは、たくさんのプランが幅広くあるので、自分の利用方法に合わせたプランを選びやすいのも特徴的です。
例えば、ネットをほとんど使わない人なら1GBを契約すれば、大体600円〜700円くらいで済みます。
その他にも格安SIMでは、3GB・5GB・10GB・15GB・20GBなど、使うデータ量に合わせて契約プランを変えられます。
大手キャリアでは1GB・3GB・7GB・20GB・MAXくらいしか分かれていないので、細かくデータを選べないのがデメリットです。
また、通話料金プランも充実しているので、”○○プランを契約で5分以内通話無料”だとか、利用状況に合わせて選べるのも魅力的です。
動画をあまり見ない人には通信速度は問題ない
格安SIMの業者にもよりますが、思ったより通信速度が出ないと感じる人もいるようです。
しかし、基本的に動画を見るのではなくネットで調べ物をする程度であれば、特に不便を感じにくいと言う声もあります。
格安SIMは大手キャリアから回線設備を借りているので、大手キャリアの通信速度よりは質が落ちる傾向にあります。
しかし、大容量の通信をするのでなければ、料金は安いのに特に問題なく使えます。
また、家に光回線などを開通していれば、そちらのWi-Fiを使えばいいだけなので、不便なことは少ないです。
契約期間の縛りが大手ほど厳しくない
大手キャリアでは「2年縛り」で契約をすると毎月の料金が安くなる分、2年目の契約更新月以外で解約すると、違約金が発生してしまいますよね。
しかし、格安SIMであればこうした契約の縛りなく、自由にプランを選んだり乗り換えることができます。
(もちろんプランによりますが、契約の縛りが無いことが多いです)
楽天モバイルのCMで、「契約期間の縛りなし!」と宣伝しているのをご存知でしょうか?
他の格安SIM会社でもそうですが、こうした契約期間の縛りが無い事も、格安SIMの大きなメリットです。
3.格安SIMのデメリット

Peggy_Marco / Pixabay
格安SIMは料金が安くて使いやすいですが、もちろんデメリットも存在します。
格安SIMのデメリットを考えないまま、格安SIMに乗り換えた後に後悔しないよう、乗り換え前に格安SIMのデメリットも理解しておきましょう。
通信速度が大手キャリアに比べて遅い
格安SIMは大手キャリアの回線設備を借りて、データ通信を提供しています。
その為、メインで回線設備を使うのは大手キャリアですから、格安SIMにすると通信速度が下がる傾向にあります。
特に、通勤通学の時間帯や、夕方〜夜間はネット利用者が増える為、通信速度が下がりやすくなります。
大手キャリアに比べてキャリア同士の割引があまり無い
大手キャリアでは、キャリア同士の通話が無料になったりしますが、格安SIMではそういったサービスを提供しているところは少ないです。
しかし、これはLINE電話を使ったり、電話かけ放題プランに入れば解決できます。
価格と通話頻度を天秤にかけて、プランを決めたほうがいいでしょう。
店舗を持たない・店舗数が少ない
格安SIMを提供している会社は、有名どころで言うとUQ mobileや楽天 mobile、Y! mobileが挙げられます。
しかし、それ以外の格安SIMの会社の店舗を見た事はあまり無いのではないでしょうか。
光回線のプロバイダ会社であるBIGLOBEやDTIなど、格安SIMを提供している会社は沢山ありますが、店舗を持っているところは少ないです。
格安SIMの会社は、回線設備を持たず店舗も持たないからこそ、低価格を実現出来ています。
店舗で格安スマホの契約をしたり、契約変更や手続きなどをしたい場合、大手キャリアなら店舗はあちこちに有りますが、格安SIMに乗り換えると難しくなります。
キャリアメールが使えない・キャリア決済が出来ない
大手キャリアでは、キャリアのメールアドレスを一つ付けてくれます。
- @ezweb.ne.jp
- @docomo.ne.jp
- @softbank.ne.jp
と言った文字が最後につくアドレスがキャリアメールにあたります。
しかし、格安SIMになれば大手キャリアからは外れるので、こうしたキャリアメールが使えません。
また、au かんたん決済やd払いなど、携帯料金と一緒に支払う事ができるキャリア決済も、格安SIMでは出来なくなりますので要注意です。
LINEのID検索が出来ない
LINEで友達を検索する方法の一つとして、 ID検索がありますが、格安SIMではID検索が出来ません。
その為、ふるふるやQRコードを使って友達を追加するようになります。
クレジットカード決済が多い
大手キャリアを利用しているときは、毎月の支払い方法は口座振替やクレジットカードなどがありましたが、格安SIMの会社ではクレジットカード決済がほとんどです。
(デビットカードですら使えない場合もあります。)
クレジットカードを持ちたく無いと感じる人も居ると思います。
その場合、楽天 mobileもしくはY! mobileであれば、口座振替が出来ますので、格安SIMの会社を選ばないのであれば、どちらかの格安SIMに乗り換える他ないかと思います。
4.格安SIMにすると出来なくなること

ijmaki / Pixabay
格安SIMにする事でどうしても出来ないことはほとんどありません。
上記で挙げたようなデメリットはありますが、ほとんどが代替・克服出来るものばかりです。
店舗数が少ない→近所に店舗がある格安SIMを選ぶ
キャリアメールが使えない→Gmailなどを使う
キャリア決済が出来ない→コンビニ決済やクレジットカード決済にする
などなど、方法を変えればどうにでもなる事がほとんどです。
しかし、ネットが遅いと感じる事だけはどうにも出来ないので、家に光回線を開通させてWi-Fi利用したり、通勤・通学の際はウェブサイトの閲覧だけにするなどの工夫が必要です。
人によって、「このデメリットはこうすれば良いや」というラインは違うと思います。
格安SIMに乗り換える前に、デメリットを克服できるかどうか、今一度確認してみて下さいね
もしまだ光回線を家に開通していなければ、今ならauひかり開通でキャッシュバックがもらえますので、ぜひ検討して下さい^^
