こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
今まで普通にテレビが見れていたのに、なぜか最近になってテレビの映りが悪くなった。
最近なんだかテレビの映り方が乱れてる。
なんて事はありませんか?
私たちが暮らしている中で、テレビやスマートフォンなどの電波は数多く飛び交っています。
スマートフォンで調べ物や動画再生など、出来る事も増えて便利になる一方、他の所に影響を及ぼす事もあります。
テレビの写りが悪くなる原因の一つに、電波障害が挙げられます。
そこで今回は、テレビが映りにくくなる電波障害の原因や、現在電波障害が起きている箇所はどこなのか?確認する方法はないのかについて、紹介したいと思います。
1.”電波障害”でテレビの写りが悪くなる原因

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電波障害がテレビになぜ影響が起こすのか、その原因は電波の干渉です。
テレビの電波とスマートフォンなどの携帯電話の電波は別物で、テレビの電波に携帯電話の電波が干渉して、テレビの映りが悪くなるというのが原因です。
事の発端を最初から説明すると、まずテレビのアナログからデジタル化に移行した事で、それまでアナログで使っていた電波に空きができました。
しかし、スマートフォンなどの携帯電話を利用する人が増え、利用者数に対して携帯電話の電波が不足気味になっていきました。
そこで、今まで使っていたアナログ放送の周波数帯が空いているので、その周波数帯を使って携帯電話の電波を強くするよう再編しました。
ここからが少々問題です。
私たちがテレビを見る際に、マンションや一軒家には、テレビの信号を受けて、その信号を増幅させる”ブースター”が取り付けられています。
このブースターが携帯電話の電波の干渉を受け、テレビが映りにくくなったり、逆にスマホが電波干渉を受ける場合があります。
特に携帯電話の基地局の近くに住んでいる場合は、携帯電話で使われるようになった電波の”700Hz”が、テレビの電波に障害を起こし、デジタルテレビの映りに影響する事が多いです。
また、その他の要因としては、近くに高い建物があったり、背の高い木が多く生えていると、テレビの電波を受け取る際の障害になってしまい、テレビの映りが悪くなる事があります。
2.住んでいる地域が電波障害の地域か調べる方法

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住んでいる地域が、電波障害の対象地域かどうかについては、電波障害が起こる可能性がある対象地域には「お知らせ」のビラが配られます。
携帯電話の電波によるテレビへの電波障害は、無料で処置してもらう事が可能です。
一般社団法人の「700MHz利用推進協会」が電波障害の処置を行なっており、電波障害によるテレビの映りの影響がある場合、無料で処置を行なってくれます。
しかし、郵便物などに挟まって「お知らせ」を捨ててしまったり、そもそも見てない場合は、自宅が電波障害の地域か分かりませんよね。
そんな時は、先ほど伝えた「一般社団法人 700MHz利用推進協会」に電話すると、電波障害の対象区域かどうか調べてくれます。
3.700Hz電波障害が疑われる場合の処置

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テレビの電波障害が疑われる場合、まず「一般社団法人 700MHz利用推進協会」のコールセンターに電話します。
0120-700-012
年中無休 受付時間 朝9時〜夜10時
コールセンターで携帯電話の700MHz使用による電波障害であると分かった場合、電波障害を改善する処置を行なってくれます。
作業内容としては
- テレビのアンテナやブースターなどの受信環境の確認
- 利用者立ち合いの元、テレビの受信状態をチェック
- ブースター交換やフィルター取り付けを行う
- テレビが正常に映るか確認する
以上の流れです。
ちなみに、①ケーブルテレビや光テレビを視聴している場合、②ブースターが無い場合、③すでに処置済みの場合は、携帯電話の700MHzは関係がありません。
特に①の場合はケーブルテレビの提供側や、光回線の通信障害が考えられますので、加入している光回線などの障害情報を参考にしてください。
最後に、一般社団法人 700MHz利用推進協会のホームページのリンクを載せておきますので、ご確認ください。