こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
ニュースでチラッと聞くスマホの「eSIM」についてですが、日本では馴染みがなく「なにそれ初耳」なんてことありますよね。
海外では普及しているeSIMですが、日本ではいまだSIMカードを差し込むようになっており、eSIMは普及していません。
そこで今回は、あまり馴染みのないeSIMとはなにか?日本で使っているとこはあるのか? 解説したいと思います!
1.eSIMとは

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最近たまに耳にするeSIMとは、スマホの中にSIMカードが内蔵されている、本体一体型のSIMのことを指します。
そもそもSIMカードとは、電話番号などの契約者の情報が書き込まれたカードで、これがないと通話も出来ませんし、モバイルデータ通信の機能を使うこともできません。
通常、私たちがキャリアからスマホを購入すると、小さなICチップがついた様な、SIMカードを差し込んでくれたり、格安SIMであれば小さなSIMカードだけ届いて、自分でSIMカードを挿入します。
今最も普及しているSIMカードを使うスマホは、携帯を新しく契約したり、買い替えたりした時に、新しいスマホにSIMカードを挿入する必要があります。
しかし、スマホ本体と一体型のeSIMであれば、SIMカードの差し替えが不要なので、SIMカード差し替えによる故障や紛失の心配もなく、乗り換えでもSIM差し替えが必要なくなります。
SIMカードが届かなくて使えない期間が無くなったりと、SIMカードにまつわる面倒事が、eSIMに変わる事で軽減されるメリットがあります。
2.eSIMを日本で提供しているキャリアは?

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さて、スマホとSIMが一体型になったeSIMですが、正直今までSIMカードを使わずに通信できるスマホを見たことがあるでしょうか?
見たことない事がほとんどだと思います。
日本ではeSIMのスマホを扱っているキャリアは、大手キャリアではありません。
楽天mobileやビックカメラが提供するBIG SIMなどでは、eSIMスマホのプランがあります。
利用者の多いAppleのiPhoneでは、Apple公式サイトによると、日本はeSIM対応のiPhoneを提供しているキャリアはありませんでしたが、eSIMでのデュアルSIMという選択肢もある様です。
au・docomo・SoftBankの大手キャリア3社ではeSIMの提供はしていませんが、その他の格安SIM会社ではeSIM対応のスマホプランが発表されています。
なので、大手キャリア以外であれば、eSIMにして即日格安スマホを開通することも可能となります。
3.eSIMが普及するとどうなる?

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eSIMが普及することにより、私たちがキャリアを乗り換えるハードルが下がります。
わざわざ店に行かなくても、ネットで格安スマホのキャリアに申し込めば、すぐにキャリア乗り換えが出来る様になるからです。
総務省もeSIMの普及を推進しており、月額料金が高い大手キャリアから格安SIMなどへユーザーが流れる事で、大手キャリアも料金を下げてユーザーの流出を防ぐ狙いがあります。
すぐに効果が出ることはないと思いますが、じわじわと契約者が減っていく様な状況になれば、キャリア側も料金の見直しが必要になってきます。
実質、格安SIMでも問題なく使えるなら、わざわざ高い大手キャリアを使うメリットが見つからないですよね。
この様に、eSIMが普及する事で、利用者がどのキャリアに乗り換えても損しない仕組みがあれば、もっと気軽に毎月の料金見直しが出来ますね^^
是非一度、あなたも格安スマホ会社のeSIMに乗り換えを検討してはいかがでしょうか^^