インターネットを使って通話をするIP電話は、NTTの固定電話よりも通話料金が安いので、電話することが多いと心強い味方ですよね^^
でも、IP電話ってスマホと違うので、何年かに1回プランの見直するなんてこともないので、実際IP電話の料金って知らなかったりしませんか?
そこで今回は、IP電話の料金にまつわるお話をしたいと思います^^
1.I P電話の料金とは?かける電話によって通話料が変わる?

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IP電話の料金は、無料なる時とそうでない時があるのは知ってるけど、普段プランを見直さない分、実際どういう時に料金がかかっているか分からないのではないでしょうか。
IP電話の料金の仕組みとしては、かける相手の電話によって、無料になる場合と有料になる場合があります。
IP電話で通話料金が無料になるのは、同じプロバイダのIP電話(050)同士での通話のみです。
つまり、電話をかける側と受ける側が、050から始まるIP電話同士だったとしても、プロバイダが違えば通話料金が発生するのです。
IP電話の具体的な料金については、加入しているプロバイダによって変わってくるので、一概に◯◯円とは言えないですが、平均的な目安としては以下の通りです。
通話先 | 料金 |
IP電話⇨IP電話(同一プロバイダ) | 無料 |
IP電話⇨IP電話(他社プロバイダ) | 3分あたり8円 |
IP電話⇨固定電話 | 3分あたり8円 |
IP電話⇨携帯電話 | 3分あたり50〜60円 |
IP電話のメリットとしては通話料金の安さだと思いますが、I P電話といえど携帯電話宛だとやはり通話料は値が張りますね。
2.I P電話の料金はかける先の場所によって変わる?

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IP電話の料金が、IP電話か固定電話なら無料か3分8円、携帯なら50〜60円であることが分かりましたね。
でも、そうすると次に疑問になるのが、通話相手との距離の問題ではないでしょうか?
アナログ電話しかなかった時は、通話先との距離で料金が変わっていたので、IP電話になっても同じではないか?と不安になったりしますよね。
しかし結論から言うと、IP電話に関しては通話する相手先との距離についての心配はありません。
確かに従来のアナログ電話であれば、電話をかける相手先との距離によって、通話料金が上がっていく仕組みが取られていました。
しかし、IP電話になってからは、電話をかける相手との距離は関係なく、一律料金で通話することができます。
今まで各地の基地局を通って電話を繋げていたアナログ電話が、インターネットを使って基地局をショートカットして繋げられるようになったので、全国どこでも通話料金が同じになったためです。
アナログ電話とIP電話は言うなれば、
アナログ電話⇨車で道路を通って目的地まで向かう
IP電話⇨飛行機で目的地の近くまで飛んでいける
のような感じで、わざわざ道路を通っていかなくても、ショートカットして目的地(電話をかける相手)に着くことができるようになった、と言うことですね^^
3.引っ越した場合IP電話の料金は変わる?

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引っ越しをすることになった場合、電気や水道と同じように、IP電話の回線の会社にも引っ越しの連絡を入れる必要があります。
IP電話を持ったまま引っ越しをする場合にも、引っ越しを機に解約する場合でも、最低でも1ヶ月前には連絡するようにしましょう。
特にIP電話を引っ越し先にも持っていきたい場合は、引っ越し先でそもそもIP電話が使えるかと言う問題が出てきますので、なるべく早い段階で電話しましょう。
ちなみに、引っ越し先でIP電話が使えない場合は、これを機にIP電話と同じくらいの料金の”光電話”に置き換える手もあります。
⇨IP電話と光電話は何が違う?それぞれのメリットとデメリットとは
IP電話を持ったまま引っ越しをしたい場合、契約しているIP電話がNTTかNTT以外の回線かによって、対応方法が異なりますので紹介しますね。
NTTのIP電話を契約中の場合
NTTのIP電話を契約している場合は、引っ越し先のNTTへ引っ越しの連絡を行います。
NTT西日本のエリアへ引っ越すならNTT西日本のエリアへ、NTT東日本のエリアならNTT東日本に連絡します。
NTTのIP電話の場合、今のプラント引っ越し先の契約プランによっては、工事等が必要になったり、インターネット接続サービスを利用中ならその引っ越し手続きもあります。
また、一部サービスや通信機器が使えなくなる場合もあるので、そういったトラブル回避のためにも、まずはNTTに連絡を入れて引っ越しすることを伝えます。
NTT以外のIP電話を利用中の場合
また、NTT以外のIP電話を使用している場合は、回線会社(プロバイダ)に連絡をします。
NTT以外の回線(プロバイダ)のIP電話を使っている場合、引っ越し先がそもそもプロバイダのサービス提供エリア内かどうかと言う問題が出てきます。
回線(プロバイダ)の提供エリア内であれば、電話番号はそのまま使えますが、提供エリア外になると回線会社(プロバイダ)の乗り換えが必要になるので、電話番号が変わってしまうのです。
そのため、引っ越し先でもIP電話を使えるのか? 使えない場合は乗り換えるのか対応を考えるためにも、1ヶ月前には回線会社(プロバイダ)へ連絡しましょう。