こんにちわ!
WiFiマニアのMIKIです^^
光回線を開通しても、ルーターの無い2階に行くとWi-Fiが繋がりにくい事ってありますよね。
Wi-Fiが繋がりにくいと、動画を見るのも微妙に不便ですし、何よりストレスがたまります。
そこで今回は、Wi-Fiが2階で繋がりにくい場合の接続方法についてお伝えします!
1.Wi-Fiが2階で繋がりにくい原因

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まず、どのように対策していくかを決めるために、なぜ家の2階ではWi-Fiが繋がりにくいのか、考えられる原因についてお話しします。
①障害物が多い
まず第一に2階でWi-Fiが繋がりにくい原因として、障害物が多い事が挙げられます。
Wi-Fiは目に見えない電波を発しており、障害物に当たることで、Wi-Fiの電波は弱くなります。
建物の1階にWi-Fiルーターを置いている場合、建物の2階だと床や壁が障害物となり、電波が弱まってしまう為、Wi-Fiが繋がりにくい現象が起こっていると考えられます。
②周波数帯域の違い
Wi-Fiには周波数帯域というものがあり、この周波数帯域によって通信速度が変化します。
Wi-Fiで使用している周波数帯域を変えれば、通信速度が改善する場合もありますが、あくまで”今までより繋がりやすくなる”というだけで、劇的に改善されるわけではありませんので、注意が必要です。
周波数帯域による速度変化については、後ほど詳しく紹介します。
③スマホ等の機器台数が多い
スマホやタブレットなどの接続台数が多いと、その分Wi-Fiの電波が分散される為、Wi-Fiが繋がりにくくなる場合があります。
④Wi-Fiは上下に届きにくい性質がある
Wi-Fiの電波は、水平方向には届きやすいですが、上下方向には電波が届きにくい性質があります。
この性質がある以上、どうしても1階に設置したWi-Fiルーターは、2階には届きにくい為、2階ではWi-Fiが繋がりにくい現象が発生します。
2.Wi-Fiを2階でもつなげる方法

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では、Wi-Fiを2階でも繋がりやすくするための方法をお伝えします。
Wi-Fiの周波数を変えてみる
お金をかけずにすぐできる対策として、使用しているWi-Fiの周波数を変えてみるのが手軽でオススメです。
Wi-Fiの周波数は2.4GHzと5GHzの2種類がありますが、より遠くまでWi-Fiを飛ばす場合には、2.4GHzのWi-Fiを使用するのがオススメです。
2.4GHzの方が壁などの障害物を通しやすい特性があるため、5GHzよりも繋がりやすくなる場合があります。
Wi-Fiの名称によって、2.4GHzと5GHzを変えられますので、Wi-FiルーターのWi-Fi名称を確認して、2.4GHzに接続をしてみてください。
Wi-Fiの中継器を置く
オススメな方法としては、Wi-Fiの中継機を置くことです。
Wi-Fiの中継機とは、メインのWi-Fiルーターから電波をもらって、置いた先でWi-Fiの電波を飛ばす機器です。
要は、メインのWi-Fiルーターから2階の自分の部屋までの間を、中継してくれる機器がWi-Fi中継器です。
メインのWi-Fiルーターをリビングに、Wi-Fi中継器を2階の階段などに設置することで、部屋の近くでWi-Fiを飛ばせるようになるので、今よりもWi-Fiが繋がりやすくなる可能性が高いです。
ただ、コンセントに挿すタイプ(Wi-Fi電波を受け取って中継する)タイプの場合には、思ったより効果を得られない場合もありますので、注意してください。
最近のWi-Fiルーターには、中継器の機能を備えたものもありますので、そういったWi-Fiルーターを購入して有線で配線するのもオススメです。
3.Wi-Fiの周波数と通信速度の関係

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先ほどから少々お伝えしていますが、Wi-Fiが2階で繋がりにくい原因の一つとして、Wi-Fiの電波の違いについてお伝えしました。
Wi-Fiの電波には、2.4GHzと5GHzの2種類があり、それぞれ特性がありますので、詳しく紹介します。
2.4GHz | 5GHz |
---|---|
メリット
・壁や扉などの障害物があっても5GHzに比べて繋がりやすい ・電波が遠くまで届きやすい
|
メリット
・他の電化製品の電波干渉を受けにくい
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デメリット ・他の電化製品の電波が干渉しやすい (Bluetoothや電子レンジなど) |
デメリット ・壁などの障害物に弱い |
このように、Wi-Fiの電波には特徴があり、2階でも繋がりやすい・繋がりにくいが変わってくる可能性があります。
ですので、Wi-Fiが2階で繋がりにくい場合には、Wi-Fiを2.4GHzに接続して試してみてくださいね。